「緋牡丹 稚魚 15匹 29340円」

 「レクリス 1ペア(2匹) 34000円」

 通販サイト「楽天市場」に並んでいた2種。1匹に換算すると1800円以上で、レクリスは実に1個体1万7千円の値が付く。さらに調べると、20匹で約9万円のメダカまでが並ぶ。観賞用の小魚でありながら、値段は高級魚に比べて遜色がない。

 一般社団法人ペットフード協会(東京)がまとめた2022年に飼育するペットのランキングで、メダカは犬や猫に次いで3位。また「今後飼育したいと思うペット」でも、金魚や小鳥を上回り3位に入る人気だ。


■20年前の白いメダカ

 「市場はずっと右肩上がり。最近はコロナ禍もあり、副業としてメダカを飼育、販売する人が増えた」

一獲千金

 飼育の容易さや愛らしい姿に加え、愛好家らの探究心をくすぐるのが突然変異のしやすさだ。メダカは、「動く遺伝子」と呼ばれる「トランスポゾン」が要因となり、異なる種類をかけ合わせることで新たな色や形が生じやすいという。


他の観賞魚の餌として、30年ほど前までは1匹1~2円で販売されていたこともあった。

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