なぜバスの座席は「青」
ネット検索は「青色」ばかり

国土交通省の担当者は「バスの室内色彩はルールに則って決められています」と話しています。

 この「標準仕様ノンステップバス認定要領」は、2015年に一部改定され、座席の色、厳密には室内色彩もその項目に含まれています。

 そこには「座席、縦握り棒、通路及び注意箇所などは高齢者や視覚障害者にもわかりやすい配色とする」と記されています。

 くわえて「高齢者および色覚障害者でも見えるよう、縦握り棒、押しボタンなど、明示させたい部分には朱色または黄赤を用いる」とされており、バスの室内の色はわかりやすいものである必要があることがわかります。

 また「天井、床、壁面など、これらの背景となる部分は座席、縦握り棒、通路及び注意箇所などに対して十分な明度差をつける」とも表記されています。

 これにより、手すりやボタンなどが「朱色」に指定されると、必然的に十分な明度差が付けられる「青」が選択肢として絞られます。

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