新潟県内では、大雪の影響で長岡市や柏崎市などを通る国道の断続的な渋滞や立往生が起きています。
国土交通省北陸地方整備局は長岡市の現場にも活動チームを派遣し、動けなくなっている車両の数を調べるなど状況の把握を急いでいます。
また新潟県は、ドライバーの救助などのため、柏崎市と長岡市、それに小千谷市に災害救助法を適用することを決めました。

長岡市によりますと、午前6時現在、市内を通る国道8号線と接続する17号線で、大雪による立往生が断続的に発生しています。
具体的には、上りは見附市の国道8号線坂井北交差点から長岡市の国道17号線の片田インターチェンジまでのおよそ20キロの区間と、下りはいずれも長岡市の国道17号線の高畑南交差点から、牛ケ島交差点までのおよそ15キロの区間だということです。
長岡国道事務所が除雪作業を進めるとともに、長岡市がドライバーに対して水や食料品、毛布などを配布しています。
また、国土交通省北陸地方整備局も、長岡市の現場に活動チームを派遣し、動けなくなっている車両の数を調べるなど状況の把握を急いでいます。
一方、北陸地方整備局の長岡国道事務所によりますと、柏崎市でも、柏崎市の長崎新田交差点と米山町清水の間で、およそ20キロの区間で断続的な渋滞や立往生が発生しています。
動けなくなっている車は午前1時の時点ではおよそ800台でしたが、除雪が進んだ結果、午前4時の時点では300台余りに減っているということで、引き続き対応に当たっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221219/k10013927941000.html