制裁を回避したロシア、精密誘導兵器の備蓄を使い果たす兆候なし
ウクライナ軍は電力システムを守るため奮戦しているが「残念ながらロシアは制裁を回避して1ヶ月間にKh-101とKalibrを計40発補充し続けている」と明かし
ウクライナの電力事情も悪化するばかりで厳しい状況が続いている。
さらに「もうすぐロシア軍が精密誘導兵器の備蓄を使い果たす」という見込みは複数の研究機関やメディアが否定、ウクライナ軍も「残念ながらロシアは制裁を回避する方法を見つけてミサイルの生産を維持している」と言及
ウクライナ国防省情報総局のキリロ・ブダノフ准将もニューヨーク・タイムズ紙に「ロシアは9ヶ月間に空中発射型のKh-101を240発、艦艇発射型のKalibrを120発を生産しており、1ヶ月に約40発のミサイルを生産しつづけている」と明かして注目を集めている。
ロシア軍が旧式のKh-55から核弾頭を取り除いて使用しているため「ロシア軍の精密誘導兵器は危機的な水準に落ち込んでいる」と指摘されることも多いが、
これは防空シールドを貫通させるための囮と使用されているとウクライナ軍が認めており、徐々に天候が回復してきたため補充したShahed-136の使用機会が増える可能性が高く、
もうウクライナの電力システムは大部分が破壊されているため復旧してきた部分を1ヶ月に1回攻撃すれば十分=1ヶ月に約40発程度の補充分とShahed-136で事足りるのかもしれない。
https://grandfleet.info/european-region/its-just-a-fantasy-that-the-russian-military-will-run-out-of-stockpiles-of-precision-guided-weapons/
