上海、コロナ検査義務付けを一部撤廃-5日から

中国・上海市は4日、公共交通機関や屋外施設の利用で新型コロナウイルスのPCR検査義務付けを5日から撤廃すると発表した。中国各地でロックダウン(都市封鎖)に抗議するデモが広がった後で、ゼロコロナ政策からの大きな転換となる。

住民は地下鉄やバス、公園の利用でコロナ陰性証明を提示する必要がなくなり、一般市民が不便を感じる主な要因だった義務が解除される。

上海市は発表文で、中央政府の政策とコロナのパンデミックの展開に従って、規制の「最適化と調整」を続ける意向を示した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-04/RMCURST1UM0X01