その後、トランプ陣営のスタッフであるマイク・ハーン氏がマケナニー氏のアカウント凍結解除をTwitterに要請。
要請を受けてTwitterの公共政策責任者であるキャロライン・シュトローム氏がモデレーションチームに問い合わせた結果、
モデレーションチームからは「ハンター・バイデン氏の汚職疑惑を報じた記事は、ハッキングによって得られた情報の共有を禁じるポリシーに違反していたため、無効化された」という回答が返ってきました。

「ハッキングによって得られた情報の共有を禁じるポリシー」を適用して情報を共有不可にするには、
当該情報が法務執行機関などによってハッキングによる情報と認定されている必要があるのですが、
タイービ氏が入手した内部文書の中には「Twitterが当該記事をハッキングによる情報として扱った根拠」を示す情報は見つからなかったとのこと。
このことから、ハンター・バイデン氏の汚職疑惑報道を共有不能にしたTwitterの措置は、ポリシーに従って行われたものではなく、
モデレーションチームやその他のTwitter関係者の意向によって行われたと考えられます。

タイービ氏によると、今回公開されたTwitterファイルはタイービ氏が入手した情報の一部に過ぎないとのこと。
タイービ氏は今後もアカウントがひっそり検索対象外になる「シャドウバン」の実態などに関する情報を公開予定としています。