大阪のローソン店舗で差別的な張り紙「外国人のお客様へ『これ』禁止」物議 ローソン「言葉足らずだった」

 大阪府内のローソン店舗にある肉まん蒸し器に張られた張り紙が、SNS上で差別的ではないかと波紋を広げています。

 物議を醸している張り紙は肉まん蒸し器の真ん中あたりに掲示されており、「外国人のお客様へ『これ』禁止。『肉まんください』と言って」と手書きで記載されています。「これ」という言葉の右隣には指マークとみられるものが描かれているため、指をさして「これ(をください)」と言うのではなく、具体的に「肉まんください」と言うように呼びかけるものだと考えられます。

 投稿者のジャグリングパフォーマーのちゃんへん.(@CHANGHAENG)によると、12月2日の8時30分ごろ、該当店舗を訪れた際に張り紙を見かけたとのこと。「『外国人』という記載は必要ないのではないか、外国人(のお客さん)へ向けてのメッセージならば英語などで書くべきではないか。肉まんと限定しているのも意図が分からない」などと感じて、写真を投稿したといいます。

 SNS上では「外国人でなくても不快な貼り紙」「日本人なら『これ』でいいのだろうか?」「商品名の頭に番号をふってください」「言語の不自由な外国人に対するメッセージなら、なぜ漢字を交えた日本語で書くのでしょうかね」など、張り紙について批判の声が多数寄せられています。