ラストチャンスを無情にも奪われた、韓国のパウロ・ベント監督はアントニー・テイラー主審に対し、試合終了のタイミングについて猛抗議。結果、テイラー主審からベント監督にレッドカードが提示された。

 実はベント監督がレッドカードを提示されるほど抗議したことには理由がある。前半戦の試合途中、ガーナサイドに「ハンド」があったとし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるハンドのチェックが行われた。結果、ゴールが認められてガーナが先制したが、このことによりアディショナルタイムの間に試合の遅延が生じた。

 アディショナルタイム内に遅れが生じた場合、その時間分がさらに追加されるのがW杯では当たり前とされている。そのため本試合もさらに延長時間が設けられるかとみられていたのだが、テイラー主審はアディショナルタイムを延長せず、ほぼ時間どおりに試合終了としたのだ。

 試合時間に対する疑惑の判定について、審判を務めていたアントニー・テイラー主審の公式Instagramアカウントには韓国人サッカーサポーターによる“荒らし”コメントが殺到。コメント数は25万件にも及び、丸1日たった今でも投稿は鳴り止んでいない。

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