社会学者の古市憲寿氏が26日、テレビ朝日系の情報バラエティー番組「中居正広のキャスターな会」に出演し、W杯を扱ったオープニングトークで〝古市節〟を連発した。

 番組冒頭、日本代表が優勝候補のドイツを撃破した話題を取り上げると、みちょぱこと池田美優が「ドイツ戦、もちろん観ました。最後のアディショナルタイムあたりはテレビの前に正座して、とりあえず守れーって、ずっと観てました。熱かったですね」と興奮気味だ。

 これを受けて、仕事でハイライトしか観られなかったという劇団ひとりが「さすがに古市さんも観たの?」と振ると、古市氏は「観てないです」とあっさり白状。これに劇団ひとりから「何? 意地張ってるの?」とツッコまれると、「知ってました、試合あるって?」と逆質問し、さらに「夜10時開始とかじゃないですか。そんなそれ、みんな家で観てるんですか?」と、あくまで無関心の立場を貫いた。

 その後も、ニュースキャスターの岸田雪子氏が「私も観ました、観ました。すごい感動しましたよね!」と発言すると、古市氏は「感動したんですか? そんなサッカーファンでしたっけ?」と冷徹なツッコミを見せた。

 古市氏は21日のフジテレビ系「めざまし8」でも、世界最大のイベントであるサッカーW杯について、「世界中で50億人が観るんでしたっけ? でも、30億人は見ないのは心強い。見ない人がこれだけいるのは」と発言。マジョリティーに迎合しない姿勢を見せていた。

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