(CNN) ウクライナ空軍は、ロシア軍によるミサイル攻撃に小康状態がみられると明らかにした。
ロシアによるミサイル攻撃は10月、激しく、継続して行われた。

空軍の報道官はウクライナ首都キーウ(キエフ)で、攻撃が小康状態にあるとの見方を示した。

報道官によれば、依然として前線の町にはロケット砲や地対空ミサイル「S300」による攻撃が行われている。
ロシア軍は弾道軌道の種類のミサイルも発射しているという。

ロシア軍は12日には爆撃機から複数の「X22」ミサイルを発射して攻撃を行ったという。

報道官は「過去1週間、巡航ミサイルや無人機『シャヘド』の使用を目撃していない。ロシア軍は兵器不足から
大規模な空爆を継続的に実施できなくなっている」と述べた。

報道官によれば、ロシア軍は弾道ミサイルや空中発射型の巡航ミサイルも不足しつつあるという。

短距離弾道ミサイル「イスカンデル」や「X555」「X101」といったミサイル、特に「カリブル」型のミサイルが
不足しているとみられるという。

報道官によれば、10月にはカリブル型のミサイルは15回使用されたが、カリブルは素早く製造して
配備するということができないという。

報道官は、ウクライナが330機以上の自爆ドローンを破壊したと述べた。ロシアは、南や東、北から合計400機以上の
イラン製無人機を投入しているという。

報道官は、ウクライナの防空システムが西側の先進的なシステムが到着したことで改善されていると述べた。

地対空ミサイルシステム「NASAMS(ネイサムス)」や防空システム「IRIS―T」がウクライナの空を守っているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e920623cbe3bcf1d1808f196770250e01f82b4e