NANDフラッシュの市況は厳しいが「投資の手は絶対に緩めない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/24013c5caf99ff86ed2f5783e7130e131c830e2a
NANDフラッシュの市況は「かなり厳しい」

――NANDフラッシュの市況についての見解を聞かせてほしい。

早坂信夫氏 市況はかなり厳しく、現在の状況がいつまで続くのか先を見通すことは難しい。ただ、メモリは必要不可欠な半導体なので、この先もずっと厳しい市況が続くとは想定していない。必ず盛り返す。

――2022年10月から、ウエハー投入量の約3割を削減する生産調整を行うと発表したが、その背景を教えてほしい。

早坂氏 需要がかなり厳しいというのが、生産調整を決定した理由だ。具体的には、PCやスマートフォン、データセンターなどで全体的な需要が減速している。この生産調整については当面継続するとみていて、現段階では、生産量の回復時期を見通すことは難しい。

――厳しい市況が、今後のY7棟(第2期)への投資に影響を及ぼす可能性は。

早坂氏 当社は従来、市況を見ながら投資を行ってきた。今回も、状況しだいで調整を行う可能性はあるが、現時点では、立ち上げに関する変更はない。ただし、Y7棟第2期の投資時期は未定である。



半導体大手キオクシアは「1兆円投資」で勝てるか
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/spv/2211/08/news152.html