Google Chromeが、JPEG形式よりも高品質かつ高圧縮な次世代画像フォーマット「JPEG XL」の
サポートを将来的に廃止する方向で開発を進めていることが明らかになりました。JPEG XL形式は2021年10月に
規格化されたばかりで、Chrome 91から実験的に対応していましたが、Chrome/Chromium 110から対応設定が削除されるとのことです。

この件について、Google Chrome開発チームのエンジニアはChromiumのイシュートラッカーで
「実験用のフラグやコードをいつまでも残すべきではない」「JPEG XLの実験を続けるほどエコシステム
全体からの関心が高くない」「JPEG XLはデフォルトで有効にすることを正当化するほど、既存のフォーマットに対して
十分に勝る利点をもたらさない」「フラグとコードを削除することで、メンテナンスの負担を軽減し、
Chromeの既存のフォーマットの改善に集中する」という理由からサポートを廃止したと述べました。
https://gigazine.net/news/20221102-google-chrome-jpeg-xl-support/