ずらり8万箱 リンゴの出荷ピーク
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/757814

リンゴの出荷がピークを迎え活気づく競り場。所狭しとリンゴ箱が並ぶ
=8日午前、弘前市の弘果弘前中央青果
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青森県産リンゴの主力「ふじ」など晩生種の出荷が最盛期に入った。
弘前市の弘果弘前中央青果では8日、サンふじ、王林など計8万8657箱
(20キロ原箱)が上場され、活況を呈した。

天候不順で他県産の出足が鈍く、円安による海外からの引き合いも相まって堅調な価格で取引された。

ただ、大玉傾向の今年、各地の園地ではつる割れが見られる。
資材高騰を販売価格で補えるか、生産者が市況に注目している。

同日上場されたのは約8割がサンふじ。
1箱当たりの価格はサンふじの上物が高値1万5120円、平均単価は4614円だった。

弘果での県産リンゴ取扱数量は毎年400万~500万箱程度で、
1箱当たりの平均単価は3千~5千円で推移している。
2021年産は他県産が低調で青森県産の引き合いが強まり、
平均単価は前年産比3割高の5342円だった。