現地時間5日、そのオバマ元大統領とバイデン大統領は激戦となっているペンシルベニア州を訪問、支持を呼び掛けると。

 そのペンシルベニア州にトランプ前大統領もプライベートジェットで降り立ちました。

 共和党・トランプ前大統領:「我々の政権では物価高はなかった。史上最高の経済で物価高はなかった」

 トランプ前大統領は、バイデン政権がもたらした経済的ダメージはアメリカ史上最悪の大統領5人を合わせても及ばないと酷評。

 民主党のツートップをこう、ちゃかしました。

 共和党・トランプ前大統領:「オバマとバイデン…我々はオバイデンと呼んでいるが、彼らはペンシルベニアの別の場所にいたがハエが群がっていたよ」

 現在、上下両院とも与党の民主党が主導権を握っていますが、世論調査では下院は野党・共和党が優勢、上院はほぼ互角、
予断を許さない状況が続いていて、特にペンシルベニアなどの4つの州が勝敗の鍵を握る激戦州となっています。

 その一つ、ネバダ州では伝統的に民主党支持が多かった中南米系の移民が物価高など家計が苦しくなったことなどを理由に共和党支持に変わる現象が起きているとされています。

 中南米系アメリカ人:「共和党はよく働き、よく戦い、国を愛していますが、民主党はこの国のために働いていません。それが共和党に乗り換えた理由です」
「トランプを尊敬しています。彼は中南米系のビジネスを評価してくれていますから。時々、中南米系を軽視する発言があるので一貫性はほしいですがね」

 トランプ前大統領は、自らが支持した共和党の候補者が多く勝つことで共和党勝利の立役者として大統領選再出馬宣言というシナリオを描いているとみられます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8833166b4276ee68d0249ac507a1d12220fe85eb