「鹿屋を米軍の基地にするな」 無人偵察機MQ9デモ飛行で市民団体訴え 「P1哨戒機の方が音大きい」の感想も

 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)で米空軍無人偵察機MQ9がデモ飛行した5日、基地周辺では多くの住民が集まり、上空を飛ぶ物体を追った。「音はそれほど大きくない」との声が聞かれたが、駐機時は声をかき消すほどの大きさに。住民は安全運用を求め、配備に反対する市民団体は「米軍基地化するな」と訴えた。

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 「九条の会おおすみ」の会員ら十数人は、基地に向かって「鹿屋を米軍の軍事基地にするな」と書かれた横断幕を掲げた。松下徳二代表(84)=同市旭原町=は「簡単に受け入れると米軍の配備が拡大し、有事の際、攻撃対象になる恐れもある」と運用中止を求めた。

https://373news.com/_news/storyid/165609/

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https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20221101/5050020986.html
日米両政府は、東シナ海などでの活動を活発化させる中国を念頭に、海上自衛隊の鹿屋航空基地にアメリカ軍の無人偵察機「MQ9」あわせて8機を配備し、運用を始める予定です。