天皇陛下は、前立腺に関する数値にやや懸念される傾向が見られることから、6日、MRI検査を受けられました。

天皇陛下は6日午前9時半ごろ、東京 文京区の東京大学医学部附属病院に到着されました。

宮内庁によりますと、天皇陛下は、これまでの検診での血液検査でPSAと呼ばれる前立腺から分泌されるたんぱくの
数値が正常より少し高くなってきていて、やや懸念される傾向が見られるということです。

このため、6日、前立腺に疾患がないかを調べるための検査のうちMRI検査を受けられたということです。

検査を終えた天皇陛下は、午後1時すぎに車で病院を出て、門を通過する際には笑顔で会釈されていました。

そして、皇居のお住まいに戻られました。

宮内庁は、検査結果については公表するとしていて、結果を検討したうえで、組織検査などさらに詳しい検査を
行う判断をするということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221106/k10013882571000.html