「米中間選挙を狙う親中派のSNSネットワーク、フェイクニュースを大量に作成・流布」

インターネットやソーシャル・メディアなどで数千-数万件の偽アカウントを通じ中国寄りの投稿文を作成・流布することで知られているSNSネットワークが、米国で11月に行われる中間選挙をターゲットにフェイクニュースを大量に作成・流布しているという報告書が発表された。
主に米政府や米国の選挙システムの信頼性を損なう内容の投稿で、最終的には米国内の分裂を意図しているものと分析されている。

 グーグルがこのほど買収したセキュリティ会社「マンディアント」が26日(現地時間)に発表した報告書によると、親中派のSNSネットワーク「ドラゴンブリッジ(Dragonbridge)」は最近、ネット上に米国をターゲットにした投稿を大量にアップロードしたことが分かった。
ドラゴンブリッジは2019年の香港における反中デモ時、親中キャンペーンを展開して存在感を示した団体で、中国政府とつながりがあるとの疑惑が持たれている。

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 また、ドラゴンブリッジは「先月、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン『ノルドストリーム』1・2の全輸送管4本のうち、3本で大型ガス漏れ事故が発生した背景には米国がいる」という投稿物も作成・配布したことが分かった。
この投稿でドラゴンブリッジは「米国は欧州や北大西洋条約機構(NATO)加盟国を犠牲にし、自らの経済的利益のためにノルドストリームのガスパイプラインを破壊した」と主張している。

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https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/10/27/2022102780062.html