「身長が低い人ほど病気にかかりにくく長生き」多数の国の科学者が実証

①長生きできる

米国ハワイ大学の研究者は8千人以上の日系アメリカ人を50年間追いかけた結果、156センチメートル以下の人が最も長寿ということが判明した。
また、イタリアで行われた別の研究の結果では、身長約162センチメートルの人は身長が162センチメートル以上の人より平均2年長生きすることがわかった。

②発癌リスクが低い

米国国立癌研究所のレポートによると、男女問わず身長が高い人の発がんリスクが身長が低い人より高いとしている。
身長が10センチメートル増えるごとに、女性の発癌リスクは約18%、男性は約11%増加する。
また、175センチメートル以上の女性の発癌リスクは155センチメートル以下の女性よりも37%高い。

③脳卒中のリスクが低い

ノルウェーのトロムソ大学は研究で、身長が高い女性の方が心臓の血液ポンプの距離がより長く、血流が少ないため、
脳卒中にかかるリスクが高いことを発見。もし女性の身長が157センチメートル以下で標準体重の場合は血栓になるリスクが約3倍減少する。
背が低い人は、心臓と各器官の距離が比較的近いため、血液と養分の輸送が容易となり、
体の各器官に栄養が行き渡ることが保証され、多くの疾患を免れることができる。

身長が低い人は日常的なエネルギー消費が比較的少ないため、必要とする栄養素も少なく、

体の耐力が比較的強い。同じ1棟の建造物でも、階数が低いほど、地盤が受ける負担はより軽減され、
必要となる建築材料もより少ないことと同じ原理と言えるだろう。(編集TK)

「人民網日本語版」2017年7月27日
http://j.people.com.cn/n3/2017/0727/c94475-9247247.html