英国防省は24日、イラン製ドローン(無人機)を使ったロシア軍の攻撃を撃退するウクライナの試みが「徐々に成功」しているとの最新の分析結果を公表した。

同省によると、ロシアはウクライナ各地でイラン製ドローン「シャヘド136」の使用を続けているが、ウクライナ側が徐々にその撃退に成功してきているという。

同省は「ウクライナのゼレンスキー大統領を含む公的な情報源は、攻撃の最大85%が迎撃されていると主張している」と言及。
次第に効果的になっているウクライナの防空機能を突破しようと、ロシア側が大量のドローンを消費している可能性があるとの見方を示した。
また無人機は「在庫が不足しつつあるロシア製長距離精密兵器の代替として利用されている可能性がある」とも指摘した。
ロシアによるウクライナの侵攻開始以降、ドローンは重要な役割を担っているが、今夏以降はその利用が増えている。
米国とウクライナはこの時期にロシアがイランからドローンを調達したとみている。 イランはロシアへの兵器供与を否定している。

ウクライナ、イラン製無人機の撃退に「徐々に成功」 英国防省
https://news.yahoo.co.jp/articles/315e1d9e27e8566672e222b3aafcfae493aae9c4