日韓関係改善の好機 「輸出規制厳格化」解除が第一歩

 立憲民主党の太栄志衆院議員は毎日新聞政治プレミアの取材に応じた。

 「韓国の尹錫悦政権は日本との関係改善に意欲を見せており、今こそ日韓関係改善の大きなチャンスだ」と語った。

 太氏は、「北朝鮮が頻繁にミサイルを発射するなど東アジアの安全保障環境は厳しくなっており、韓国との友好関係の強化が重要であることに異論はないはずだ。国民を守るためにも、このチャンスを逃さず、日本側から韓国へ歩み寄る姿勢を見せるべきではないか」と言う。

 「領土問題や歴史問題は、我が国の主権に直結し、安易な譲歩は許されない。強い姿勢で臨むべきだ」としたうえで、「安全保障への対応は待ったなしだ。日韓関係において何が重要か、優先順位は何かを考え、活動していかなければならない」とし、「2019年に韓国の貿易管理体制に不備があるとして始められた半導体材料の輸出管理規制の厳格化を解除することを提案したい」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/57b04ddca97223a82366d6fa8464cf639588a22c