【読者プレゼント】書籍「当たり前の日常を手に入れるために」

貧困や虐待によって家を出ざるを得なくなり、行き場をなくした10代の女性たちを支える一般社団法人「Colabo」。2011年の立ち上げ以降、女性たちへの居場所づくりや性搾取の実態を伝える活動を行っている。

本書は「Colabo」代表を務める著者が11年に及ぶ活動についてまとめたもの。

本書を通じて浮かび上がってくるのは、女性たちが置かれた状況は行政の「管理」政策や日本社会の無関心と直接的な関わりがあるということ。行政と社会が人権尊重の責務を全うしない限り、被害者らはいつまでも救出されないと、本書は訴える。

朝鮮新報でした
https://chosonsinbo.com/jp/2022/09/27-118/