三菱自動車は欧州市場向けの新型コンパクトSUV「ASX」をワールドプレミアさせた。
ASXシリーズは欧州で2010年から販売されており、日本市場向けの「RVR」に相当する。
https://car-research.jp/wp-content/uploads/2022/09/asx-rvr-05.jpg
https://car-research.jp/wp-content/uploads/2020/10/captur-scaled.jpg
新型ASXは、ルノー・日産・三菱アライアンスのなかで開発されたモデル。
実際には、ルノーがスペインのバリャドリード工場で生産した、キャプチャーをベースとした車体がOEM供給されて販売されることになる。
プラットフォームはCMF-Bが採用され、これはノートや欧州ジュークなどと共通である。
なおアッパーグリルのデザインについては、三菱の独自設計が採用された。
スリーダイヤがフロントセンターに置かれ、同社のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」によるメッキパターンで、ヘッドランプへと繋がる左右のラインが装飾される。
新型ASXに搭載されるパワートレインは、1.6L PHEVなど4種類が発表されている。
日本市場のRVRについては、2010年にフルモデルチェンジ発売された3代目モデルが販売中となっている。
2017年には、ダイナミックシールドを取り入れるなどのマイナーチェンジも施されてきたが、12年以上にわたって基本設計が変えられていない。
今回の新型ASX発表により、日本仕様RVRも同様にフルモデルチェンジされることが期待される。
(つづきあり)
■新型ASX(RVR)の主な装備
https://car-research.jp/rvr/mitsubishi-suv.html