気象庁は17日21時40分頃、鹿児島県の薩摩地方と大隅地方に暴風・波浪・高潮特別警報を発表した。大型で猛烈な台風14号の接近によって、鹿児島県を中心に甚大な災害が発生するおそれがあるとして、最大級の警戒をするよう呼びかけている。沖縄県以外に台風等を要因とする特別警報が発表されるのは初。

17日夜から19日にかけて奄美地方と九州にかなり接近する見込みで、暴風や高波・高潮・土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、早め早めに身の安全を確保をするよう呼びかけている。

また、九州南部・奄美地方では17日夜から18日にかけて、九州北部地方と四国地方では18日午前中から19日にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとしている。(JX通信社/FASTALERT)

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