7.
12月15日、またもや押し入ってきた日本軍の兵士が、
数え年8歳の蔡さんを強姦した。
蔡さんはその様子を次のように語る。
「日本兵は、私の陰部に手をねじ込み、その時まだ幼かったので、
非常に硬かったのを無理やり押し込んでこじ開けた。

8.
「冬には、至るところで暖をとります。兵隊は、赤ん坊をひっ捉まえ、
火の中に投げ込んだものです。」
と、古参兵の一人が報告する。別の帝国陸軍の兵隊が語る。

彼の部隊は打ち棄てられた村で女をみつけ、裸にし、
「膣に布切れを押し込み、ガソリンを染み込ませて、火をつけました。

皆それを見ていました。隊長もです。 部隊の慰安の一種だったんです。」


「暗い部屋に産褥の婦人ありて傍らにいとけなく眠る嬰児。
銃剣で布団を跳ねのける。
女は両手を合わせて拝んでいる。
(略)彼女は衣服乱れて乳房一突き息絶えていた。」

「先に高粱で隠された長持の中の娘もどうやら、
輪姦の上刺殺した模様であった」(一一○頁)。

「掃討にあって残虐は付きもので、女をあさる。輪姦、強姦と、
又素裸にして乳房を刺突或は陰部にローソクを垂らし悶えるを見て悦び、
恥毛に煙草の火をのせて焦げゆく興味。

タマゴを局部に挿入二個、三個と、更にトウモロコシを挿入或はピストン運動、
トウガラシを詰め込み歓声を上げる。銃剣の先で膣をつつく。

こうして時間をもて遊んでいる。呻き苦しみ悶絶、出血滴る女と、
掃討の修羅である」(一一二頁)。