■統一教会「日韓トンネル計画」麻生太郎も顧問を務めていた 「事業にお墨付きを与えた」「週刊新潮」2022年9月8日号 掲載

また、研究会の初代会長が監修した『日韓トンネルプロジェクト』なる書籍によれば、92年時点での研究会本部・九州支部の役員には、山崎拓、古賀誠など派閥の領袖や、太田誠一、久間章生、自見庄三郎ら閣僚経験者の各氏がずらりと名を連ね、その中には顧問として麻生太郎・元総理の名も見えるのだ。

統一教会に詳しい、さるジャーナリストによれば、「麻生さんは政調会長時代の2003年、党の『夢実現21世紀会議』の議長を務めていましたが、その際、『日韓トンネル』について実現に向けた政策提言を発表した過去がある」 というから、やはり事業への思い入れが強いのは間違いなさそうなのである。
 当の麻生事務所に本件について質問したが、回答はなし。
一連の報道では、教会系新聞「ワシントン・タイムズ」の全面意見広告に安倍晋三とともに麻生太郎の名前があったことがわかっている。