防衛省統合幕僚監部は30日、中国のTB001偵察・攻撃型無人機1機が同日午後、沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海と太平洋を往復したと発表した。太平洋側では、宮古島や石垣島など先島諸島の南側を東西に移動し、周回するような飛行もした。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。

防衛省によると、このタイプの無人機は、中国が台湾周辺で大規模な軍事演習を開始した今月4日にも、沖縄を通過して東シナ海と太平洋の間を飛んだのを確認している。〔共同〕

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE30D7I0Q2A830C2000000/