だが、さらに問題なのが、維新の議員がその政治資金を信じられないものに使っている、ということだ。

その筆頭が、室井邦彦・参院議員だ。室井議員は維新の参院幹事長や参院懲罰委員長を務める人物だが、室井議員もご多分に漏れず文通費を政治団体に横流し。
2020年には総額1401万2873円もの文通費を、自身が代表を務める政党支部「日本維新の会参議院比例区第53支部」に寄付。
そのうち少なくとも1050万円を「政治活動費等」に充てたと使途報告書では記載している。

ところが、2020年分の同政党支部の政治資金収支報告書を確認すると、「政治活動費」から、「世界メシア教会尼崎浄霊センター」に講習会費や会合費として合計4万5000円、同じく講習会費として「真光尼崎小道場」に3万円が支出されていたのだ。


https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_litera_12137/?p=2

世界メシア教も崇教真光も手かざしで知られる新興宗教団体だが、そうした団体に政治資金から支出をおこなうとは……。
しかも「講習会費」ということは、室井議員は新興宗教の講習会に政治資金で参加したのだろうか。ともかく、
「政治活動費」から支出されていることを踏まえれば、公的な国会議員としての活動に使用されなければならない文通費が、新興宗教の講習会費に使われた可能性がある、ということになるのだ。