米、中国は過剰反応と批判 議員団訪台は「続く」

米国務省のプライス報道官は15日の記者会見で、中国がペロシ米下院議長の台湾訪問に反発して軍事演習をしたことに関し「過剰反応だ」と批判した。プライス氏は議員団の訪台は「これからも続くだろう」と述べた。

プライス氏は「議員の平和的な訪問に軍事演習や挑発で対応するのは全く不要だ」と強調。米国側は台湾海峡の現状維持を求めているのに、中国が一方的に現状変更を試みていると非難した。

米国からはマーキー上院議員ら超党派の議員団も訪台し、15日に蔡英文総統と会談した。プライス氏はこうした訪問は「『一つの中国』政策と合致する」と述べた。(共同)

https://www.sankei.com/article/20220816-N6A2WJG2NJLOPBXMI45O5NESVM/