捨て育て。

朝起き会が奨励する「捨て育て」は、表向きは、「親の見栄や子供への過剰な期待など、育児に余計な心を捨てて育てなさい」という意になっているが、実態は、 「子供に対する余計な心を捨てるには、実際に離れてみるのが一番。 だから、子供をお留守番させて会の活動に出なさい。 そうすると子供がいとおしく感じるようになり、またこどもはこどもらしく育つ」とか、
「尊いもの(朝起き会の学び)に向っていくときに子供を置いていくのと自分が遊びたいから(出掛けたりショッピングなど)で置いていくのとは訳が違う。 親が尊いものに向っているときは子供はちゃんと留守番できるもの」と解釈され、幼児のみで留守番をさせてまで会の活動に参加するということ。

彼女はまだオムツも取れていなかった時に、家に専業主婦の母親がいないと気付き、姉と一緒に泣きながら母親を探しに出掛けたことがあったらしい。また、学校の行事には朝起き会優先であまり参加してもらえなかったなど、この捨て育てを経験していた。
そんな彼女だが、この捨て育ては良いことだと思っており、自分も母親になればしてみたいと。このおかげで本人は自立心が育ったと言っている。中高生の頃、毎朝自分でお弁当を作っていたと聞いて感心したことがあったが、これも捨て育てで母親が家に居なかったからだけだったのか。
https://ameblo.jp/tenteko-0512/entry-11977673493.html