ただでさえ暑くて寝苦しい日が続く中、街の人が困っていたのは、ふくらはぎなど足が突然つる「こむら返り」
と呼ばれる症状です。なぜ、夏に足をつる人が増えるのでしょうか。専門医に聞きました。

四谷・血管クリニック 保坂純郎院長
「非常に冷えた部屋にいらっしゃることで、水分の摂取量が減るということで、どうしても脱水傾向になりやす
い。それが原因かなと」

原因の1つは、体の水分不足です。保坂院長によると、エアコンで冷えた環境にいると、のどが渇きづらく、水
分補給を怠りがちになるということです。特に就寝時は水分が取れず、軽い脱水症状になることで、足をつり
やすくなるといいます。

保坂院長はテレワークで足を動かすことが減ると、血流が悪くなり、足がつってしまうこともあるといいます。
ただ、テレワークやエアコンが欠かせない今年の夏、どう対策すればよいのでしょうか。

保坂純郎院長
「エアコンが効いている部屋であっても、常時ペットボトルなどを置いて、水分を補給していただくことが大事」

クリニックによると、仕事中など日中は1時間にコップ1杯程度を目安に、寝る前にもコップ1杯ほどの水分を
摂取することが重要だといいます。

また、仕事中などに1時間に数回、足首を曲げるなどの運動を取り入れることも対策につながるということで
す。

https://news.livedoor.com/article/detail/22615915/