鹿児島県・奄美大島で繁茂する特定外来生物の水草オオフサモを巡り、瀬戸内町の市街地を流れる仲里川では、地域住民らの手作業に加え重機も使って取り除き、ほぼ根絶させることに成功した。
島内には繁殖地がまだ10カ所ほどあり、環境省は関係機関と連携して駆除を進める計画だ。

環境省奄美群島国立公園管理事務所の阿部慎太郎所長(58)は「外来生物を根絶させるのは簡単ではないと再認識したが、やればできるとも思った」と自信を示した。

仲里川では数年前から生育を確認。群落が3カ所あり、昨年3~7月、数回にわたって町内の児童生徒や観光業者、県や環境省の職員が駆除作業に参加した。

https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1560208.html
https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/kyodo/PN2022080301001406.-.-.CI0003.jpg