コロナ対策、知事会が見直し提言へ 派生型特性に対応

BA.5の感染者は軽症や無症状が多い。神奈川県の黒岩祐治知事は「いつまでも2類相当なら保健所は入院調整や健康観察などをやらねばならない」と強調。「病気の実態と合わないことをやらざるを得ず、社会経済活動が止まろうとしている」と述べた。

新型コロナは感染者の全数報告が求められ、感染が拡大すれば医療現場の負担が重くなる。北海道の鈴木直道知事は「オミクロン型は大半が軽症か無症状。感染者の全数把握について(見直しの)議論を進めることが重要だ」と述べた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC2680H0W2A720C2000000/

コロナ、5類相当念頭に見直し 政府分科会有志が提起へ

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は、コロナの感染症法上の位置づけの見直しを提起する方向で調整に入った。足元では「第7波」で感染が急拡大しているが、感染者数が明確に減ってきた段階で、感染者の全数報告を求める現在の扱いを改めるよう政府に求める。医療の逼迫を回避し、社会経済活動の維持につなげる狙いがある。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA27DT10X20C22A7000000/

一般外来で受診促進 コロナ分類見直し、専門家検討

新型コロナウイルスの感染が急拡大し、コロナの感染法上の扱いが焦点になっている。政府は現時点では行動制限を避ける方針だが、過去最多の感染者数が続き、保健所や医療機関の業務は再び逼迫している。いわゆる「第7波」の感染拡大がある程度収束する段階で、季節性インフルエンザに近い扱いにして医療と経済活動の両立を目指す動きが出てきた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2853F0Y2A720C2000000/