さらに、「なぜ『今』事件が起きたのでしょうか」と記者が質問したことに対し、宮台氏が次のように丁寧に説明していたが、その部分がすべて削除されたという。

「90年代にオウム真理教が社会問題化して以降、政治家は宗教団体と距離を置くようになった。だが被害対策の弁護士らによると、民主党政権が生まれたゼロ年代末から10年代初めにかけて両者が再び目立つ形で接近し始めた。自民党の下野から政権奪還に至る過程で、確実な集票を期待できる宗教団体やネット右翼との関係が深まったのだ。教祖が世を去った宗教団体側も、政治家を新たなアイコンとして組織の求心力を維持したがった。持ちつ持たれつだ」


https://news.yahoo.co.jp/articles/23d58beb9774f4e1f7c009517a13cfc22044d56f