日系人についての発言

1959年、日系人として初めてアメリカ連邦議会の下院議員となったダニエル・イノウエが来日した際、当時の岸首相と面談している。
イノウエが、「いつか日系人が米国大使となる日が来るかもしれません」と水を向けると、岸は
「日本には、由緒ある武家の末裔、旧華族や皇族の関係者が多くいる。彼らが今、社会や経済のリーダーシップを担っている。
あなたがた日系人は、貧しいことなどを理由に、日本を棄てた「出来損ない」ではないか。そんな人を駐日大使として、受けいれるわけにはいかない」と答えた
(ETV特集「日系アメリカ人の“日本”」2008年9月28日放送)。

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/07201200/