【ロンドン時事】英下院のホイル議長が議会議事堂内で猫を飼い始めた。名前はアトリー。議長は
公式ツイッターに20日、議場の議長席でアトリーと一緒に撮影した写真を投稿した。

 議長は「物おじしない小さな子猫が私の執務室とチームに多くの喜びをもたらした。議事堂内で接する
全ての人々を笑顔にする」とアトリーを紹介。議長は大の動物好きで、今年3月に飼い猫を亡くしていたという。

 生後4カ月の雄のメインクーンで、アトリー元首相(在任1945~51年)にあやかって名付けられた。
インスタグラムには公式アカウントも開設された。

 議事堂や中央官庁のあるロンドン中心部ウェストミンスターでは、ネズミ駆除のために猫を飼う習慣が
16世紀から続いているとされる。首相官邸の「ネズミ捕獲長」ラリーをはじめ、財務省のグラッドストン、
外務省のパーマストン(2020年に引退)といった猫が有名だ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022062300165&g=int
https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202206/20220623at09S_p.jpg