トヨタ新型クラウンのフルモデルチェンジが迫っている。
発売日は2022年7月15日となる見込み。
16代目となる新型クラウンシリーズは複数のボディタイプが検討されてきたが、まずは「クラウン セダンプラス」と呼ばれるモデルが発売されることになる。

■新型クラウンのエクステリアが特許庁に登録済み
https://car-research.jp/wp-content/uploads/2022/06/crown-202206-01.jpg
トヨタが日本国特許庁へ意匠登録していた内容が、2022年6月20日に発表されており、そこでは新型車両のエクステリアデザインを確認することができる。

そのフロントノーズの先端にはクラウンの冠が置かれており、タイミング的にも2022年7月発売の新型クラウンそのものと考えられる。
ただし、出願時(2021年7月9日)の暫定デザインということになり、そこからいくらかの修正はあったはず。

意匠登録された箇所には、左右のヘッドランプを繋ぐ部分も含まれており、そこには特徴的な一文字のラインが存在する。

新型クラウンには、後追いでBEVモデルが追加される見込み。
そのデザインスタディモデルは、2021年12月14日のバッテリーEV戦略に関する説明会で出展されたモデルの一つ「bZ SDN」であったと考えられ、そこでも一文字に点灯されたデイタイムランニングライトが確認されていた。

また、新型クラウン セダンプラスは、発売当初はハイブリッドエンジン車のみがラインアップされる見込みで、メッシュタイプのフロントグリルが採用されている。
対するbZ SDNはエンジンの存在を感じさせないBEVらしいフロントデザインが採用されていた。

意匠登録出願時のエクステリアではリアデザインも示されており、一文字のランプと、ファストバックらしいボディスタイルが確認できる。
(つづきあり)
https://car-research.jp/crown/toyota-6.html