>>1
自尊心を破壊された日本社会に起きた嫌韓反中現象

日本のさまざまな世論調査で「嫌韓・反中」の主体が中高年であることが分かっていますが、若者は、逆に、韓流スターやアイドルなどの影響もあって韓国に親しみを感じています。
これは80年代の圧倒的に豊かな日本を体験した層が、安いニッポンという現実を突きつけられて、自尊心=日本人というアイデンティティを破壊されたと考えれば理解できます。

日本の破綻について

日本がアジアでNo1だった時代は、遠い過去の話であり、今の日本の実力は、アジアの中でも中位レベルの国です。
その事実に気付かずに、思考が停止して、ただ漠然と過ごしている(今の環境が永遠に続くと思っている)日本人が多すぎるので、これからの日本の将来は非常に暗いとしか言えなくなります。
これは、特に、地方自治体に多く見られますが「今まで何とか運営してこれたから、これからも運営し続けられる」と本気に思っている首長や議員、職員が多いことには驚かされます。
今まで運営してこれたのは、国からの交付金があったからであり「その交付金が減額されたり無くなっても運営できる」と胸を張って言い切れる首長や議員、職員は、どの位いるでしょうか?
今後の日本は、生産年齢人口の急激な減少と高齢者の増加により、今までよりも急速に国際競争力をなくしていき、最悪、日本という国は「過去の豊かだった国・老いた国」に陥る可能性が高く、日本の地位が今よりも低くなることは避けては通れない事実です。