「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、原材料価格や物流費などの高騰を受けて、ことしの秋冬物のユニクロの商品のうち、定番の衣料品の一部を値上げすることを明らかにしました。
ファーストリテイリングによりますと、ユニクロで販売することしの秋冬物の一部の定番商品について、素材や機能などを見直したうえで値上げします。
対象品目の数は明らかにしていませんが、主な商品ではいずれも税込みで、フリースがこれまでの1990円から2990円に、ダウンジャケットが5990円から6990円に、それぞれ1000円引き上げられます。
このほか、長袖の機能性肌着「ヒートテック」のうち、より性能の高い2つの商品を490円から1000円引き上げます。
値上げの理由について会社では、化学繊維をはじめとする素材の価格や物流費などが、コロナ禍からの経済の回復やロシアによるウクライナ侵攻などを背景に高騰し、企業努力だけでは吸収できないためだと説明しています。
商品の価格をめぐっては、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長がことし4月の会見で「上場企業なので収益と成長を目指す中で利益がなければできない。考え抜いた価格であれば理解してもらえると思う」と述べ、値上げの可能性を示唆していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220607/k10013662041000.html

ユニクロも今年の秋冬商品の一部を1000円値上げします。
衣料品大手のファーストリテイリングは傘下のユニクロの今年の秋冬商品の一部を値上げすることを明らかにしました。
定番のフリースの一部商品は税込み1990円から2990円に、「ウルトラライトダウンジャケット」は5990円から6990円に、そして「ヒートテック」では「極暖」が1500円から1990円に、「超極暖」は1990円から2990円になります。
値上げは衣類の原材料価格や原油高による物流費の上昇、円安などが要因としています。
これらの商品は今年の夏以降に販売されます。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000257262.html