熊本市の千原台高校の自転車競技部の部員が練習中に壁に衝突した。女子生徒は一時意識不明の重体に。学校は安全対策を見直したいとコメントしている。

事故があったのは玉名市天水町の玉名広域農道。
25日午後5時ごろ、熊本市の千原台高校1年で自転車競技部の女子生徒が道路わきの壁に衝突した。

★吉田佳記者
「女子生徒は、ゆるやかな下り坂が続く県道から右折して農道に入るときに壁に衝突したとみられる」

警察によると付近で車などとの衝突の痕跡は確認されていない。
女子生徒は頭や顔を強く打ち一時、意識不明の重体だったが現在は呼びかけに反応するようになったという。

千原台高校によると事故当時は練習中でコースは交通量などを考えて設定していた。25日は部員13人が高校を数分間隔で出発し、女子生徒は最後尾を走っていたという。

千原台高校ではコース練習を行う前に部員自身で自転車の整備を行い、顧問が車で同行して安全確認を行っているという。顧問は先頭から最後尾を管理していて、事故が起きたのは前を走る部員の様子を見るため最後尾を離れたあとだった。

高校は今回の事故を受けて「生徒の回復を祈るとともに、再発防止のため事故を検証して安全対策を見直し改善していきたい」とコメントしている。

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