子供たちに“言葉の壁”はない…ウクライナから避難した小学生の姉と弟 1か月で友達いっぱい

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f6c694f2632f733edf800fd366aedbe3a47b9d9

ウクライナから避難してきた12歳と9歳の姉弟が、愛知県大府(おおぶ)市の小学校に通い始めて約1か月が経った。楽しんで学校生活を送っているようだ。

【画像】子供達に“言葉の壁”なし…ウクライナから避難したマリヤさんが友人らと戯れる様子など(全11枚)

友人らに囲まれ…仲を深めるために「もっと日本語を覚えたい」
ヤロスラブくん(9):
1じかんめおわり…をはじめます、おねがいします

愛知県大府市の小学校にある日本語教室で勉強しているのは、6年生のボイコ・マリヤさん(12)と4年生の弟・ヤロスラブくん(9)。

2人は2022年3月、ウクライナの首都キーウ西にある都市ジトーミルから、大府市に住む親族を頼って祖母・母とともに避難。4月8日からこの小学校に通っている。

マリヤさん:
たいこ、さかな、みかん、くるま

外国人児童向けの教室で勉強を始めて1か月、姉のマリヤさんはひらがなをマスターしつつあるが、弟のヤロスラブくんはもう一歩のよう。
今は、教室でできたベトナムのお友達と遊ぶほうが楽しいようだ。

ヤロスラブくん:
きをつけ、2じかんめおわります

2時間目の授業が終わり、マリヤさんのクラスの6年3組の担任が教室にやってきた。マリヤさんたちは日本語教室に通う一方で、休み時間や体育・音楽の授業などはクラスで過ごしているため、迎えに来たのだ。

入学から1か月、クラスメートともすっかり打ち解けた様子のマリヤさん。箸で食べる給食も、みんなと協力する掃除もお手の物だ。

この日の最後の授業は「図工」。絵が得意なマリヤさんのそばには、自然と人だかりが…。

同級生の女の子ら:
うま~!今度さ、教えてもらおうよ
Q.マリヤさんとは
めちゃめちゃ仲良いと思います