元AKB48のタレント野呂佳代(38)が、18日配信のABEMA「2分59秒」(水曜後9・00)に出演し、幼少時の誘拐未遂被害について打ち明けた。
この日は出演者たちが「死にかけた瞬間」についてトーク。野呂はAKB48時代に挑戦したバンジージャンプでの恐怖体験を話した。MCの千原ジュニアから「この1回だけですか?死にかけたのは」と
別のエピソードを求められると、野呂は「3歳の時に誘拐されそうになって」と告白した。
母と買い物に行き、母が書店で会計をする際に「ちょっと待っててね」と言われて外で待っていたという野呂。そこに、見知らぬ男が声を掛けてきたという。「お会計の時に外で待ってたら、革ジャンを
着たサングラスにスポーツ刈りの、今でも覚えてるんですけど…。男の人に“今お父さん来るからね”って(言われた)」。さらに「キティちゃんのリュックを持ってたんですけど、小さなリュックの
取っ手を持って連れて行かれちゃったんです」と、その場から連れ去られてしまったことを明かした。
会計を終えて店を出た母は、野呂がいないことにすぐ気づいたという。「私の名前を呼んでくれたんですよ。でっかい声で。角をちょうど曲がる直前にお母さんが気づいたんで、その人がぱっと
慌てて離したんです」。男はそのまま去って行ったようで、「お母さんは“角を曲がったら見えなかった。分からなかった”と(話していた)」と振り返った。
3歳の記憶ながら、いまだに脳裏に焼き付いている瞬間だという。「ピンチの時は記憶があるんだなということで、全部その人の顔も覚えてる。革ジャンで、いかつい感じのスポーツ刈りで、
黒いサングラスで。“今、お父さん来るからね”という言葉も」。さらに、「誘拐事件とかを見ると、気持ちが嫌になってしまう」と打ち明け、「お子さんといる時は気を付けて下さい」と呼びかけていた。
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