■なぜリーダーに、自己肯定感が重要なのか?
特に、リーダーにとっては、自己肯定感を高めておくことは重要です。というのも、リーダーになると、自分の
思い通りにいかないことやストレスを抱える場面が多くなるからです。
・自分ひとりでは成果を出せていたのに、チームになるとなかなか成果が出ない
・言いにくいことであっても、上司として部下に言わなければいけないときがある
・よかれと思ってやったことが誤解によってこじれてしまった
・自分のマネジメントですらままならないのに、部下を育成指導するのは荷が重い
・部下と上司という立場の違いから、どうしても軋轢が生じる
こんなとき、自己肯定感が低い上司は、成果や周囲からの評価に一喜一憂して、振り回されてしまうことが多くなります。
うまくいっているときは、調子に乗れるので「絶好調!」ということもあります。
ですが、うまくいかなくなったとき、自己肯定感の低い上司は必要以上に自分を責めるか、相手を攻撃するかの二択しかありません。
つまり、自分の思い通りにならなかったときのリカバリーがとても難しいのです。
「やっぱり自分はダメなんだ」「こんなことでつまずくなんて、上司の資格がない」などと自分を攻撃するか、
「なんてひどい部下・チームなんだ」と相手を攻撃する。
こうなると、建設的に対応できなくなり、事態はますます悪化していきます。
これに対して、自己肯定感が高い上司は、どんな状況になっても自分の味方でいられます。思い通りにいかなかったときでも、
自分や相手を責めるのではなく、
「今回はそういう結果になったんだね」
「部下は、そういう判断をして行動した結果こうなった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2be10f760e6c9213a38f3709a1e8f8f4cea3f40c?page=2