【水際対策緩和で蠢くベトナム人利権の闇】#21

<日本語学校、退学したら賠償金300万円? 元留学生から疑問の声>

留学生の転校を認めない日本語学校の実態…許可なしには外出さえできず

 2月27日、宮城県の日刊紙「河北新報」電子版に、そんなタイトルの記事が載った。

 仙台市の日本語学校に留学生として在籍していたベトナム人女性が、新型コロナウイルスの影響で学費を払えなくなり退学を申し出た。すると学校側から、ベトナムに帰国せずに日本で就職したら「賠償金」300万円を請求する、と告げられたというのだ。

 記事は他の日本語学校校長や弁護士のコメントを引用し、「やり過ぎ」「人権侵害」だと学校を非難している。確かに、退学するのも就職するのも留学生の自由だろう。それに対して300万円を要求するなど、ひどい話だ。

 この「300万円請求」問題は、4月22日の衆院法務委員会でも取り上げられ、古川禎久法務大臣も「日本語学校の告示基準」違反の人権侵害行為であると答弁している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f433c3426cf6be9291068bb2e8a011f110b4af6