国際テニス連盟(ITF)が、ロシアテニス連盟(RTF)の除名を決定した。

 ウクライナ侵攻に対するロシアへのスポーツ界の制裁が加速する中、テニス界でもロシア追放の動きが強まっている。

 同国放送局「マッチTV」は、RTFのシャミル・タルピシュチェフ会長がロシアが除名されたことを明かしたと報道。6日に開催されたITFの臨時理事会で資格停止が決まった。

 タルピシュチェフ会長によると、ロシアの除名には理事会の「20%が反対」したという。議論を続けず制裁を強めるITFの姿勢を批判し「理論的には、もっと多くのことができたはずだ」と不満をぶちまけた。

 今後も基本的に個人としてはロシア勢のプレーは可能となるが、出場を禁止とした4大大会の一つ「ウィンブルドン選手権」の例もある。ITFの決定により、ロシア勢排除の動きがさらに広まる可能性もありそうだ。

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