自転車を生かした街づくりを進める滋賀県守山市は、60歳以上の市民を対象に、シティーサイクル自転車(ママチャリ)購入費の20%(上限7500円)を補助する制度を始めた。同市では2016年度から、幼児同乗用自転車と電動アシスト自転車、スポーツ用自転車の購入費を助成する制度を設けており、ここまで幅広い自転車購入補助制度は、全国でも珍しいという。

 どの種類の自転車も、市内11の登録店舗から購入した新品で、今年4月1日以降に購入したものが対象。今年度に計上している予算300万円がなくなり次第、受け付けを終了する。これまで毎年、約200件の申請があり、法人や自治会も利用できる。

 宮本和宏市長は「守山市の地形は高低差が20メートルしかなく、自転車を活用するのに最適な街。高齢者の自動車運転免許の自主返納も増えており、自転車で暮らしやすい街づくりを一層進めていく」と話した。

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