【ロンドン共同】ウォレス英国防相は30日までに、ロシアのプーチン大統領が第2次大戦の対ナチス・ドイツ戦勝の記念日に当たる5月9日に、ウクライナと戦争状態にあると位置付け、宣戦布告して総動員をかける可能性があるとの見方を示した。英ラジオ局LBCの番組で語った。ロシアは侵攻を「特別軍事作戦」とし、戦争とは表現していない。

 ロシア政府は、ウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」と敵視。ウォレス氏はプーチン氏が「『世界のナチスと戦争状態にある。国民を大量動員する必要がある』と宣言するかもしれない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8de4fbe4e34ad52b020e82179336252eba2b1c8a

ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ国防省は4月30日、露軍が東部で大規模な攻勢を準備している兆候があると発表した。
同省は、ロシアが5月9日の第二次大戦の対ドイツ戦勝記念日に合わせ、国家総動員令を発動する可能性も排除できないとし、警戒感を示した。
ウクライナ当局や露国防省によると、露軍は南部オデッサの空港をミサイルで攻撃。東部にも激しい空爆を継続した。

https://www.sankei.com/article/20220501-RLYF6MBV2NL7VPE6YD6GSRCQIU/