速報 行方不明の観光船の運航会社「知床遊覧船」の社長が27日午後、斜里町のホテルで会見へ 北海道

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6424922

国土交通省によりますと、知床沖で捜索が続く観光船「KAZU I(カズワン)」の運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長が、27日午後3時半から斜里町内のホテルで記者会見を開きます。
 会見に先だって社長は、午後1時半から、「KAZU I」が出港した経緯などについて、乗客の家族に説明するということです。

 遭難した観光船「KAZU I(カズワン)」を所有、運航していた「知床遊覧船」の桂田社長は、これまで、乗客の家族に対し、出航を決めた判断や船体に傷があったという疑いなどについて「私は行けると思った」「それは直した」などと、断片的に話すにとどまっています。

 社長は25日、JNNの電話での取材に応じ、下記のように話していました。

・記者「記者会見はやるんですか?」
・桂田社長「記者会見はやりますよ」
・記者「いつ、やりますか?」
・桂田社長「今、ご家族に確認とってるところです」「嫌だと、やって欲しくない方も多少いらっしゃるので、説得してるところです」「すいません、もうちょっと時間ください」

 26日夕方、国土交通省の坂巻健太現地対策本部長は、桂田社長の会見について「出航に至る経緯や実際の船との通信、船体の亀裂について言及があるのでは」と話しています。また、桂田社長が「やって欲しくない方も多少いらしゃる」と話したことについて、坂巻本部長は「乗客のご家族への説明会の中で、ご家族はそんなことは言っていなかった。記者会見も含めて、説明会をやるべきだという声しかなかった」と話しています。