人生の終わりの過ごし方 「ダメ人間マエダ」の終活 後編
がん
パチスロライターとして活動する44歳男性を密着取材した。ペンネーム「マエダ」、これまで自堕落な生活をコラムで赤裸々に告白。
2020年、44歳の2月に末期がんの余命宣告。残された時間を思う存分遊ぶことにし、仲間のライターとの大阪旅行などを楽しんだ。
実家は東京都新宿区四谷、一等地にある自宅で実家暮らし。
パチスロライターとしての執筆も自宅で行っている。 同居の母親は68歳、父親は東大卒の官僚で起業家としても成功。
自身も名門高校に通ったが、父もしていたパチスロにのめり込み堕落の道へ。
闘病中は6月に新型コロナを併発し入院、一命をとりとめた。
9月には沖縄旅行に出かけたが体調の悪化に苦しんだ。 2020年10月31日、2月の余命宣告半年から8か月。
男はがんの緊急手術を受けたといい、がんが小腸に転移し腫瘍が腸をふさいでいたと答えた。
実家に帰ると母親と行きつけの店で食事。
男は1人前の定食を食べるだけで母からほめられた。
11月7日、男は手術後の炎症が続き入退院を繰り返していた。
12月31日、実家で母親と1年で最後の食事。
母は息子が友達に恵まれてうれしいと述べた。
2021年1月3日、男とパチスロライター仲間との新年会が行われた。男の発案により生前葬のタイトルでライブ配信を行うことになった。
ザ・ノンフィクション2021年9月19日(日)14:00〜14:55フジテレビ