米ニューヨーク州南部地区連邦地検は6日、大学寮の娘の部屋を犯行拠点としていた男(62)が
性的人身売買や強制労働、脱税、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で陪審から有罪評決を言い渡されたと発表した。

検察によると、ラリー・レイ被告は12年前、サラ・ローレンス大学の寮の娘の部屋に移り住んだ。
そこで娘の友人と知り合った後、10年間にわたって暴力や脅し、心理的な虐待を駆使して友人らの生活を支配、破壊しようとした。

検察は「ラリー・レイは略奪者であり、悪質な犯行に及んだ邪悪な男だ」としている。

検察は法廷で証言した被害者に感謝の意を示し、そうした証言がなければ今回の評決が出ることはなかっただろうと指摘。
「信じがたい心の傷に向き合った彼女たちの勇気に畏敬の念を覚える」と言い添えた。

CNNはレイ被告の弁護士にコメントを求めている。




大学寮の娘の部屋に住んでいた男に有罪評決、性的人身売買など 米
https://www.cnn.co.jp/usa/35186025.html
https://www.cnn.co.jp/storage/2022/04/07/3aab0e2deaad1344f0a7b3ebdc7331d9/t/768/432/d/lawrence-ray-mugshot-super-169.jpg