【ベルリン時事】ドイツ誌シュピーゲル(電子版)は7日、連邦情報局(BND)が、
ロシア兵らがウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャでの市民殺害について
無線通信で会話していたのを傍受したと報じた。

同誌は、ロシア側の「虐殺はでっち上げ」との主張を無効にする証拠だとしている。

同誌によると、会話は、自転車に乗った人を撃ったなど、出回っている遺体の写真と合致する内容だった。
別の会話では、ウクライナ兵を尋問した後に銃殺したことなどが語られていた。
さらに、シリア内戦などでも活動したとされる、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の傭兵(ようへい)が、
殺害に関与していたことも示唆されているという。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040701190&;g=ukr